いつからか、すれ違いを重ね出来てしまった溝が少しずつ埋まり、親子の距離がジワリと近づくのを笑いあり涙ありで楽しく観ることができました。
家族を演じた出演者(吉田鋼太郎、財前直見、坂口健太郎、山本舞香)、この組み合わせが良く、別の家族ドラマをつくっていただきたいなと思うくらい。吉田鋼太郎さんは味があって見ごたえありますね。ゲーム仲間の正体を理解したときの表情が・・何とも言えません。アキオ(坂口)の会社の先輩を演じる佐藤隆太も話の本筋を邪魔しないで脇でしっかり盛り上げてくれて好感持てます。
オンラインゲームを全く知らずに本作を観たためか、ゲームの綺麗な映像にただただ驚き。ゲームにはまると寝不足、不健康になる印象を持っていましたが、原作者の言葉「オンラインゲームというのは悪い事ばかりじゃないんだよ。考え方や受け取り方、活かし方で 人生においてこんなに素晴らしいものになるんだよ。」に、んーなるほど。こういう居場所がひとつあっても良いかも。
ブログ→書籍→ドラマ→映画化、「好き」で物語る勢いを感じます。