このレビューはネタバレを含みます
主人公にやたらと尽くしてくれるニールの現実に頭を抱えたくなった。知られざる友情の物語とかしんどいよニール...。そこを詳しく...!
なんというか...この短い期間に築かれた、始まりにも満たないような関係で、ニールは強烈にいい印象を主人公に残したのだなと思うと一層エモい。だって、そうでもなければ、過去の自分の命を託す存在に、ほんの少し交わっただけの人間を選んだりしない。「未来はそうだ」と言われたからって「ああ、なるほど、それならそうするか」となる主人公ではなさそうだし。
逆行の時の流れ方については「なるほど」という感じ。映像で見ると違和感がすごいが、概念的に理解すると興味深い。
キャットにはひたすら苛立ったが、ニールのエモさが全てを塗り替えていった。ニールに出会えただけで、もうキャットとかどうでもいい。
ニールの感情の動きに注目して、もう一度見返してみたい。ところで吹き替えの櫻井さん最高。