ノーラン監督作品…5作品目…。
勢いづいてノーラン作品!! …3回の鑑賞!! しかもシーンによっては4・5回…( *´꒳`*)੭⁾⁾イエイエ! それ以上観てますს…気づけば手元にレポート用紙9枚のメモ書きが…ს
何じゃこりゃ〰︎( ⊙⊙)!!
かなりの変態監督さん…理系の方ならきっとこの物理ベースの作品は入り込み易いのでしょうねっ〰︎でも何故か惹きつけられるノーランマジック!! まだまだ観たいですっ…。
ストーリーは《メメント》同様至ってシンプル…。
ウクライナ、キエフのオペラハウスでテロ事件発生…CIA諜報員の主人公(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は特殊部隊コルドに偽装し突入…しかしロシア人に囚われてしまいます…。
ただ、テロ対処任務そのものがテストであり、主人公は《テネット》と言う未来で作られた秘密組織の一員として"第3次世界大戦"を防ぐ任務を遂行することに…。
世界を逆行し、人類を滅亡させると言う9つに分解された時間逆行装置《アルゴリズム》…その収集契約を未来人と交わしたセイター(ケネス・ブラナー)…最後のひとつ《プルトニウム241》をセイターよりも早く回収することが目的…。
主人公は協力者ニール(ロバート・パティンソン)と共に任務に挑みます…。
そして謎の組織テネットの黒幕とは……??
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テーマは《時間の逆行》…《メメント》では逆行と順行が交互に描かれましたが…今作では入り乱れ…同じ画面に逆行と順行が同時に映ります…つまり未来から来た自分と現在の自分…あり得ない〰︎主人公がふたり!! ややこしや〰︎ს
例えば…エストニア、タリンの高速道路のカーチェイス…ここだけでも何度リピしたことか〰︎ს
まず順行の主人公と順行のニールがBMW…
逆行の主人公は横転していたSAABで逆走…
順行キャット(エリザベス・デビッキ)と逆行セイターがアウディで逆走…
逆行セイターがベンツに乗り変える…(✽. .)ハァ…ს
但し、マスクや回転ドア、赤と青の部屋などのルール…また、ニールやホイーラー(女性軍人)の話す物理の定理などを知ることで少しずつその世界に入り込めます…特別な知識は必要ありません…。
所謂タイムトラベルとは捉え方が違い時間軸は1本…パラレルワールドではありません…つまり逆行することで因果関係が逆転します…。
結果が先に決まっていて…それに対しての原因へ逆行…辻褄を合わせる世界…。
ちょっとずつわかってくる愉しみもあり…ノーラン作品はスルメ映画…観れば観るほど面白いです…これも監督の術中にハマっているようですが…。
巧妙な映像の素晴らしさは見どころだらけ…冒頭のオペラハウスのシーンやタリンのカーチェイスは勿論…美術倉庫での順行と逆行のふたりの主人公同士のバトル…何気に倉庫に入る際、片手にエスプレッソを持って気取って入る主人公の画が好き…ただ、ひとつひとつの動作が伏線ではないかとずっと疑心暗鬼ですが…ს
そしてクライマックスでのスタルスク12での挟み撃ち作戦のシーン…パニック必須の圧巻なシークエンス…ビルの破壊と再生が同時に起こるシーンは凄すぎて笑っちゃいます…。
ちょっと髭が濃過ぎるマッコールJr. も真面目な直向きさはパパに負けず劣らずストイック…そして9等身美女のデビッキさん…自然と目を奪われてしまいます…。
何より、ニールがめちゃいいヤツで格好良過ぎ〰︎!!
でも……ს
もう既に決まっている結果…
What’s happened, happened.
起こったことは仕方ない( ᵒ̴̷͈ᯅᵒ̴̶̷͈)ンエ… ს