たが

TENET テネットのたがのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.5
9/17 20:59
残業からガンダッシュで家に帰り、21時から販売開始のグランドシネマサンシャインのIMAXチケットを購入するべく、PCの前で待機。
約10分間、ひたすらリロードボタンから戻るボタンを押し続け、チケットを獲得することに成功。

「神様ありがとう」

通路側のめちゃめちゃ良い席取れました。

更に何と映写機トラブルで、もう一回IMAXGTレーザーで映画を観れる詫びチケ獲得。

「運良すぎて今日死ぬんじゃね」

未来の僕、今日死にたくないので時間を逆行して、TENETを立ち上げて助けてください。

つまらないギャグはさておき、映画について話せよって今思いましたよね?僕もそう思いました。話します。

僕も世界の評価を気にせず、自分が面白いと思える映画体験を作るノーラン監督が羨ましいです。あんな映画を作れる男になってみたかった...

さてここからレビューをと思ったんですが、書いているうちにネタバレばっかになりそうだったので、映画を見るにあたっての魅力を簡単にまとめてみました。

①曲に注目!
今回ハンスジマーではなく、ブラックパンサー、クリード2、ヴェノムやマンダロリアンを作曲した、Ludwig Goranssonを採用。(ハンスジマーは別の作品の作曲をしていたため) 自分はハンスジマーファンなので、少し不安だったのですが、期待に答えてくれたと思っています。しかしもしハンスジマーだったらどんな曲を描いているのだろうか...
ノーラン監督作品は、サントラがずっとかかっているので、僕が彼の作品が好きな理由の1つ何ですが、今までの作品の中で、1番曲の主張が激しく感じました笑。僕は新鮮で斬新で面白い試みであると感じましたが、皆さんはどう思いますか?僕のお気に入りは、Foils?Posterityもいいですが、やはりRainy Night in Tallinn ですかね。プロローグのシーンで使われた曲ですが、響き渡る銃声と相まって、緊迫感を演出していて、めちゃめちゃカッコ良かったので、是非注目してみてください。そして、映画を観る前にサントラ全部聴いていたので、自分の勘違いかもしれませんが、時間が逆行している時、曲も逆行していませんでしたか?

②今までにみたことない逆行したアクションを体験
今までの映画史上見たことないアクションシークエンスが観れる、全く新しい世界に連れて行ってくれます。話を理解しなくても、これは誰でも楽しめます。

③1.43:1のフルスクリーンで必ず観ろ!
クリストファーノーラン監督のみ、グランドシネマサンシャインのIMAXフルスクリーンで観ることができます。今までにない感覚を得ることができますので、1回は必ずIMAXGTレーザーで見ましょう。絶対後悔はしません。

④映画を観た後の自分なりの考察を楽しめる
この映画こそ、あのシーンはどういう意味、あの台詞はどう言うことを考えていたんだろうのような、想像を膨らませて考察するのがひたすら楽しい映画です。是非お友達、家族や恋人と見て、映画を観た後の余韻に浸りながら、語ってみていてください。ノーラン監督は、今コロナで大変な時期に、映画を観るだけでなく、人との繋がりを楽しめる作品を作っていただきました。この体験こそが映画が素晴らしいエンターテインメントの印だと僕は思っています。

自分が作品を観ていて、思ったことを殴り書きしてみました。このレビューから興味を持っていただけた方は是非とも劇場で映画を見てみてください。
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