このレビューはネタバレを含みます
トイレが近い私は、朝から水分摂取の量を調節しないといけなかったのに、久しぶりの映画館での鑑賞でうっかりしてました…
まだ半分もいかないうちにトイレに行きたくなってしまい(涙)、でも片時も目が離せず、今ここで目を離したら絶対わからなくなるやつ～と思うとトイレに立つことができず、結局最後まで我慢。辛かった～。
いやそれでも、やっぱり劇場での鑑賞はいいもんです。今回IMAXで見ましたが、IMAXで更に良かったです。飛行機とカーアクションがめっちゃクールでした。銃撃戦は地響きが伝わってくるようでした。
さて、
ノーランはやっぱり今回もノーランで、IQ高めで…。いつも通り、見終わってから「えっ？もう一回最初から見させてもらっていいですか…」となりました(笑)。
トワイライトシリーズのロバートパティンソンが物理学者の役で、いい感じの俳優さんになってましたねぇ。
エントロピー、時間の不可逆性、祖父のパラドクスなど、物理学の元ネタがチラチラと。
エントロピーについては、英語では聞こえてくるのに、字幕では訳されていないところもあって、説明がハショられてる気がした。そういうのは一般の人に難しそうであっても、原語通りに訳して欲しいなあと思う。
前半は、設定を追うのに必死。
後半は、順行と逆行入り交じり、目を凝らす。
すでにもう頭の中がパンクしかけた状態で、二つの部隊の戦闘と夫婦のやりとりを並行して見る。
「私は、心を傷つけられても愛し続ける女じゃない。復讐するクソ女よ。」というセリフが、スカッとして気に入りました(笑)。
世界も救って一件落着となり見ているこちらがクタクタのところで、主人公らの雇い主が明らかとなる。
そう言えばその謎もあったわねと我に返る。
今作はいつも以上に盛りだくさんだった気がするなあ。
メメントのような謎解きと、世界を救うヒーローアクションと、2本の映画を一度に見たような感じ。
これは一度では見きれないよね。
キーホルダーのシーンも、よくわかってなかったし…やっぱりもう一回見たい。
