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空の青さを知る人よのkochabのネタバレレビュー・内容・結末

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画「空の青さを知る人よ」試写会に行ってきました。

2019年、映画館で見た映画40本目。

まずは試写会にお招きいただいた「Filmarks!」スタッフ、および関係者の方々に謝意を述べたいと思います。

監督=長井龍雪氏、脚本=岡田麿里氏の組み合わせならまず外すことはないだろう、とこの秋一番期待していた作品でもありますので、試写会で先行してみられるとはまさに行幸でした。

今回の舞台はほとんど秩父でしたね~。ほんのちょっと飯能駅前が入っていましたけど。まさに秩父という盆地が「井の中の蛙」という扱いでまた聖地巡礼者が多く行きそうな感じで。主人公のベースをやっている女の子、の青春ももちろんですが、30歳台の二人のまた再度訪れた青春話、の方が私には強かったかな、と思います。

さて、13年前から来た?しんのという人物。誰かの未練?生き霊?として出てきますが、誰の思いが詰まっていたかはまさに終盤、彼が「消える」(文字列を選んで反転させて読んでください)シーンで私もハッキリ分かりました。おにぎりの味を変える、ということはつまりその人に思いが向いたこと、すなわち~、とこの一瞬ですぐに分かりました。語らずともまさに、という点では上手いシナリオだな~、とつくづく感心しました。

声優陣も俳優さんとは分からないくらいハマっていたと思いますし、なかなかに聴き所もあるところでしたね。

ただ、ラストのスタッフロールは「語りすぎ」かな~、と思うんですけど。蛇足感が私には強くてw。( ̄∇ ̄;)アレソコマデ??

今年観たアニメ作品では1、2位に入る良作である事は間違いないですね。(*^^)v
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