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ひとよのkerokeromanのネタバレレビュー・内容・結末

ひとよ(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

悪くはないよなぁ...
と思いつつもなんだか楽しめず

たぶんこの映画の核は田中裕子演じる母なんだろうが、いまいちこのキャラクターが好きになれず

実刑で何年だったのかはしっかり言われてないと思うが、本人がほとぼりが冷める15年と言っているけれど、結局そのタイミングで戻ってきても嫌がらせされてるし、スナックでは噂にもなってたし、その15年って設定は何?と思ってしまう
作り手の子どもたちの年齢の帳尻合わせ感が酷い(16歳だった鈴木亮平が31歳になってて子供がいてもおかしくないようなシチュエーション作るため、など)

出所したら早く戻るべきなのは映画の制作側(原作)でも描いてしまってるのになに放浪してたんだろこの人は?


あんだけ酷い暴力してた父を殺したことよりも、出所後ほったらかしにしておいたことのほうが問題なんじゃね?と思ってしまったけれど

エロ本盗むくだりもなんじゃそりゃだし

最後のカーチェイス部分が非常に安っぽい
そしてあんな力技を使わないと話を締められないとは
見ていてどんどん冷めていってしまった

原作は舞台らしいけれど、舞台なら映えるのだろうか?
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