ダリオ・アルジェントによるオペラ座を舞台にしたサイコホラー。
痛い!痛いシーン多い!目が、目がぁー
アルジェント作品の中でも犯人の異常性が際立つ内容に震える本作。
ジョキジョキ、叫び声、カラスの不気味な鳴き声などなど残酷な音の演出が効いて恐怖心をぐいぐい煽ってくる。
無名の舞台女優が、主演女優の休止によって突如大抜擢されるのだが、それが運の尽き。
血の惨劇を目の当たりにして絶頂からまさかの絶望へ・・・
犯人の執拗さがかなりねっとりしていて見ているだけでこっちが追い詰められていきそう。
例えアルジェント映画でもこの作品の主演女優は辛いわ。かわいそ
ヒロインが状況の割にあまりに呑気だし、
ミステリーとしてのプロットが良くできていたわけではないのですが、とにかくうぎゃーってなる演出とサイコなカメラワークで楽しむ(?)ようなそんな作品です。