Timmy

スケアリーストーリーズ 怖い本のTimmyのレビュー・感想・評価

3.0
CGに予算を吸われた感

予告でも魅力たっぷりだった青白い女と、通称・童貞くんは、他と比べて予算も演出も一味違っていた。
予告の時点から危惧していた蜘蛛のところは目をつぶってしまった、あそこが一番キツいと思うんだ……。

どう考えても自業自得な過ちにより、恐ろしい物語の主人公にされてしまう3人の子供と、巻き込まれたかわいそうな何名かのお話。

登場人物の物分かりが良く、怪異に対する認識の摩擦もなく話が進むので、少々単調ではあったものの気軽に観ることができた。そこら辺に転がっているB級ホラーをちょっと捻った感じ。それでも、予想外な展開や、ズバ抜けて良い!と言えるシーンは見つけられなかった。むむ、もう一度観なくては……別につまらなくはなかったのよ……。

いいんだ、ストーリーなんてあってないようなものだから。最初から最後まで「怖がらせるぞ〜!」という気概を感じる良い映画だった。
Timmy

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