緊迫感皆無!恐ろしいほどの間を恐れない日常系ゾンビ映画。真顔でい続けるビル・マーレイとアダム・ドライバーが本当に最高。
ただ、近年のゾンビを否定してロメロのゾンビに多大なリスペクトを払い、現在の個人主義、分断や物質主義の行き過ぎに警鐘を鳴らす、まさしく皮肉としてのゾンビを明確に描いてる。
基本的にふざけてるティルダ・スウィントン様もそういう移民のメタファーだと思うとあの斜め上な展開にも納得が行くってものだ。
なおブログタイトルは黒木渚「骨」より。
私は墓石に点数を彫ってからゾンビになります「デッド・ドント・ダイ」感想
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2020/06/10/123000