Shu

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのShuのレビュー・感想・評価

3.5
「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」観てきた。
世界待望のベストセラー小説「デダリュス」の完結篇を世界同時発売のため主要各国9人の翻訳家が集められ人里離れた洋館に半ば監禁状態で翻訳を開始する。ところがある夜、出版社社長の元へ「冒頭10ページをネットに公開した。お金払わないと全ページ載せちゃうよ」ってな脅迫メールが届く。はてさてどうするのかってな話。
もうプロットからして面白そう。と思ってたらなんと実話を元にしてる。あの「ダビンチ・コードシリーズ」で実際にあったらしいね。
全体の構成が凝ってて時系列が複数あるのが面白い。余り細かく言うとネタバレになるので割愛しますが。
プロットに惹かれたのとキュリレン子を目当てに観に行ったけど中盤からググッと展開にスピード感が出てきてワクワクさせられれる。ただ折角癖のある9人の翻訳がいるんだからもっと多言語を生かした部分も欲しかったかな。アレだけじゃちょっと物足りないかな。あとカバンのパスワード簡単過ぎじゃね?
あの中に日本人翻訳家がいなかったのは日本売れ行き低かったのね。残念^^;
多少のツッコミどころはあるもののミステリーとして十分楽しめました♪
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