HidekiAndo

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのHidekiAndoのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自分の物は自分で守れ

人気作家による小説『デタリュス』の完結編を翻訳するためにあつめられた9人の翻訳家。
情報流出を防ぐため、地下に軟禁されなかららの作業をしていたが、『内容をネットに流す』との脅迫メールが届く。
9人の中に犯人がいるのか?そしてどのように行われたのか?

なーるーほーどーですね!
タネを明かされれば『なるほどー!』とはなりましたが、『面白かった?』と聞かれたら、普通でした😂。
作り的に、『ん?こいつか?』と考えさせる時間が観る側に少なく、色々こちらが推測を楽しむ前に、サクサクとネタ明かしが始まってしまい、『いやー!そーゆー事かーー!騙されたーー!』となる、タイミングが与えられなかった印象でした。
しかも第2にして最大の『驚かせポイント』も、何だかサラ~っと行ってしまい...。
各国の翻訳家のキャラもバラエティに富んでいたのに、そこもあまり活かされておらず、もったいなかったですねぇ。

wiki見たら、ダン・ブラウンの『インフェルノ』の出版前の実話がベースになっているようで、そっちの話の方が気になってしまいました😂。
もー少し面白く作れたのでは?と少し残念でした。
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