個人的にドンデン返し優先で多少無理がある展開になるミステリーを否定するタイプではない。
むしろ観てて『ヤラレタ』感のあるモノも"ソレはソレでアリ"だと思っている。
(無茶苦茶だと困るがw)
そういう意味で言えばこの作品、なかなかの驚きがあって鑑賞中は尻上がりにグイグイ引き込まれて行った。
面白い
……んだけどね。
そのオチの結果、観終わってから
『外野、相当に良い迷惑だな…』
って思っちゃったワケですわ。
ソコに対して溜飲が下がる展開がイマイチ無いので、
『ナンかこう…分かるんだけど…スッキリはしねぇなぁ〜。』
という気持ちが増しちゃって結果若干冷めた部分もある。
ただ、実際にあったダン・ブラウン〈インフェルノ〉隔離翻訳を元に作られたミステリー作品として出来は良いんじゃないっスかね。
観てて盛り上がれたのは事実なので。
(ジョン・ウィックcp2のダントニオが出て来た時に「オメェか!」ってなった みたいな1人上手の盛り上がりは含まず←当たり前)
完全にオルガ・キュリレンコ目当てで観た事は否定しません。
ええ!しませんとも!!
ナンか文句でもあるんか!?
……取り乱しました。
整合性や細かい部分が勢い押しなミステリーには物申す!って人には合わないかもしれんが、そうじゃない人にはオススメ出来るぐらいに良かったとは思う。
まぁワシはコレぐらいのスコアで落ち着いたけど、もっと上の人も居て当然だろうとも思いますぜ。
あ!
道中の時間軸ズラして差し込む刑務所シーンの見せ方は良い!
あの演出はスゲェ良い!!
かなり気に入った。