Moomin

わたしは光をにぎっているのMoominのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
4.5
圧倒的な空気を纏う作品

地元を離れ上京し父の友人の銭湯で暮らすことに
新たな街で出会う人々 内気な澪は心を開けずにいた日々だが
身の周りからの言葉に徐々に表情も崩れ

ずっと澪を追いかけるカメラワークに
広い画を上手く使い分ける
そして大事なことは映像で表現する
語りすぎない美学がある

【わたしは光をにぎっている
しゃんとする どう終わるかってきっと大事だから】
内気でトボトボと歩く癖のある澪から
湧き出る魅力はこの言葉に詰まっていた

不倫キリシタン男とつつくすっぽん鍋を断り
ふと公園で声かけられたパキスタン人の
バーには行ってみる なんて脚本だ…
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