圧倒的な空気を纏う作品
地元を離れ上京し父の友人の銭湯で暮らすことに
新たな街で出会う人々 内気な澪は心を開けずにいた日々だが
身の周りからの言葉に徐々に表情も崩れ
ずっと澪を追いかけるカメラワークに
広い画を上手く使い分ける
そして大事なことは映像で表現する
語りすぎない美学がある
【わたしは光をにぎっている
しゃんとする どう終わるかってきっと大事だから】
内気でトボトボと歩く癖のある澪から
湧き出る魅力はこの言葉に詰まっていた
不倫キリシタン男とつつくすっぽん鍋を断り
ふと公園で声かけられたパキスタン人の
バーには行ってみる なんて脚本だ…