いつかあった街並と景色
そこにあった人々の生活
失われては生まれ変わる
見守ること見続けること
できることから始めよう
ゆっくりと前へ進むこと
光があるのを信じること
長野から都会にでてきたばかりの主人公・澪はとても頼りなくて心配になりますが、だんだんと腰が入ってきて頼もしくなります。どの画も良く、とくに澪が未明の湖畔に溶け込む光景が素晴らしいです。
淡々としかし確実に寄り添っていて、忘れている何かを思い出させてくれるような・・ほんとうに優しくて温かい作品です。
(メモ)
山村暮鳥の詩がとても作品にあっています。鑑賞した映画館、撮影現場となった映画館で観られたので大満足。