このレビューはネタバレを含みます
もはやスマホを落としただけではない件について。
1作目では、単純にスマホを落とした事によって広がる恐怖を描いていたが、今回はスマホを落としていない。カフェでWiFi?に繋いだだけで大変な事になってしまう。
前作はギリギリホラーサスペンスとして成り立っていたが、今作は目指す所が何処なのかいまいち掴めず、かなりごちゃごちゃした内容になっている。
まず駄目だった点はあまりにも警察内部がグダグダ過ぎる事だろう。
あれだけの凶悪犯に協力を仰がなきゃならないとか、どんだけ人材居ないんだよとツッコんでしまったし、とにかくセキュリティがガバガバなんだ。
一番あり得ないと思ったのは浦野の部屋で警官が殺され、まんまと脱出されてしまう展開だ。
警官殺されてるのにまず全然気付けていない時点で駄目でしょう。あれだけヤバい奴なんだから、ましてPCまで使わせてるんだからもっと厳重に管理しようよ。まあ、脱獄するの有りきの脚本なんだろうなと思うと萎えてしまった。
良かった点は成田凌の相変わらずのキレッキレなサイコパス演技。もはやこのキャラクターの面白さだけに頼ってるまであるよね。