コメディというよりコントに近い。悪乗りしていて、演者も皆たのしそう。くっだらないこと多々あり（むしろそれしかない）。なんだけど、ついうっかり笑ってしまうわたしには、今作を冷ややかな眼で観ることはできなかった。


『夕陽のガンマン』のパロディということだけど、全部をなぞったのではなくて、要所要所でおいしく本家のをいただいちゃった感じ。オープニングクレジットからやってくれます。そしてオルゴールwww 『夕陽のガンマン』での、大佐が馬から（銃器たくさん巻いてる）鞍敷を下す場面も大好きなんだけど、あれを背広の前身裏地でやってくれるとはね。笑える。『夕陽のガンマン』だけじゃなく、『荒野の用心棒』もちょっと入ってるし、なんならトゥー子とブロンディもちょっと入ってるような気がするんだけど、そうなるとレオーネが今作をマネたことになるからなー（それはない）　


とにかく、お気楽で陽気なのがいい（それしかない）


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どうやら今作のレビューはわたしが13人目になるようです。わたしの前をゆく12人の先達に敬意を表しつつ、わたしも猛者になるべく邁進いたす所存です笑！（パケ写の表情マネしながらそう言ってみたい！）



メモ
①夕陽のガンマンは1965年制作
今作は1966年制作

②夕陽のガンマンの英題？
『For a Few Dollars More』
今作
『For a Few Dollars Less』

③以下のクレジットあり
「SOGGETTO DI
SERGIO・BRUNO
CORUBUCCI」

③と同じ画面にもうひとつコルブッチ名の表記あり。全体の構想のほかに、脚本にも名を連ねているのだと思う。コルブッチ好きだー

• #いの、マカロニ美味しいの

夕陽のガンマンのパロディ映画。
先にそちらを観てからこの映画を観るとより楽しめます。

OPのガンショットシーンパロディが、個人的にツボでしたw

原案：セルジオ・コルブッチ。
シルバーシティ銀行の副出納係のビルは帳簿が合致せず慌てていた。従兄弟のフランクに相談したところ、ある案を出されるが・・・という話。

『夕陽のガンマン』をパロディしたコメディ。『夕陽のガンマン』を観て内容を覚えた状態で観るとより楽しめると思う。

オープニングのパロディと、懸賞金のネタが面白かった。あと、タイトルと主役の顔が面白い。
基本ひたすらしょうもないギャグを連発する。後半からストーリーの展開が迷走し、とりあえずハッピーエンドになる。