一

未亡人変態地獄の一のレビュー・感想・評価

未亡人変態地獄(1991年製作の映画)
-
改題『白い肌の未亡人 私を苛めて』
夜の新宿で出会う男と女の物語が、マゾヒストのヴァンプものへと不穏に突き進んでいく。そのとば口には、もちろんブラウン管に映るビデオカメラ映像が。姫ゆりが高層マンションの一室でガスマスクを被せられ椅子に縛り付けられているショットが異常にかっこいいし、そのままの状態で鳴る電話にガタガタと歩み寄っていく少しコミカルな姿を一連で演出するのもなんか良い。新宿ミラノ座前でのゲリラ撮影エンディング、スゲー。そしてピンク映画館の鑑賞環境、やっぱりコエー。女性?女装男性?が何か声を発しながら入場して席に着いた途端、何人かのおっさんたちが一斉に席移動してそこに群がっていたゾ。
一