キム一家は家族全員失業中で、韓国の貧困街にある半地下のボロアパートに住んでいる。
ある日長男のギウは有名大学に通う親友から富を与える石をプレゼントされる。
そして高級住宅地に住む女子高生の家庭教師を引き受ける事になるが...。
アジア初のオスカー受賞作を再鑑賞。
うん、やっぱりそんなに...。
なんと言うか、たくさんの伏線があるのも分かるし衝撃的とうたわれるのも分かる。
ただ、やはり今の日本においてはリアルさを感じずらい設定だし、逆に江戸川乱歩好きにはそこまでの目新しさはないように思う。
貧困街と家族全員で仕える富裕層という格差が諸外国でウケたのは納得する。だって自国でその街の風景に変換され、イメージしやすいであろうから。
映画館で鑑賞した時は「殺人の追憶」が好きだったから、期待値が上がっていたせいか？と思っていたけれど...やっぱりそんなに、だなぁ。
今の日本の不景気は、まだまだ幸福値高いよね、と感じる作品
