いろんなものが詰め込まれていて、緻密な時間に感じた。技術的なことはわからないけれど、これをいい映画というのか？
とにかくとーってもしんどくなる映画。面白いんだけれど、手放しで面白い！とは言えない。それは、普段目を背けている現実を見せられているから。こんな辛い苦しい状況は現実だけで十分。
そんな映画を楽しむことができている自分は、恵まれてるんだと思う。特有の"ニオイ"に鼻をつまんでしまう自分がこの映画を賞賛してはいけない気がした。そうか、しんどさの正体は罪悪感。
日曜日の朝、やっぱりもうちょっと清々しい気持ちになれる映画を選ぶべきだった。
せめて若い人には希望を抱かせる結末にしてほしかった。あまりに辛すぎる。
昼食が食べれないくらい、強烈なインパクトを残す、とてつもない映画だったことに間違いはないけれど。
