このレビューはネタバレを含みます
確かに面白くて、予想出来ないところにドキドキした。
金持ちの家に雇われるために家族全員で嘘をつく話から、別の地下夫婦も豪邸に隠れて住み、最後は金持ちも貧乏も災難に。
寄生してるのは、金持ちか貧乏か。
上は上である為に下を利用し、下は少しでも上に行くために上を利用する。
でも、上は決して下に入って欲しくない(線)がある。
下は長年染み付いた下の臭いは取れないから、その「線」を超えることが出来ない現実。
努力でアメリカンドリームを勝ち取るストーリーと反対で、夢は結局夢のままという現実を突きつけられるストーリー
計画をしても必ずその計画は確かに計画通りにならない。上に行けない現実は実際に本当の現実かもしれない。
だからと言って向上心を捨てダラダラ生きても、あの父親のようになるだけ。
最後の長男の計画は成功するかしないかは分からないけど、途中計画が予定外に進もうと、目的は持つ。
(俺たち韓国はアメ公日本どもより上に行くために諦めねぇからな的な意味もあるのかも?)
下は結局上に行けない
無計画だから下は下のままなんだ
色んな考えや社会へのメッセージがある作品でした
