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パラサイト 半地下の家族のあのネタバレレビュー・内容・結末

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

展開が全く予想できなかった、これはすごい
これはすごい
わーーーー
いやーーーーーーーー

貧困家庭、将来もなく、行き詰まったかんじの現在、未来。何も無い。貧乏で、抜け出せるような光もない。
そんな時、息子の友人が、息子に、裕福な家庭の家庭教師を頼む。
そこから、トントン拍子に、家族が裕福な家庭に入り込んでいく。。。。。。。。。。

経済格差の問題をここまで「現実感」をもって強烈に描くのはなかなか難しいと思った。『ジョーカー』とかの、現実離れしたストーリーではなく、今日もどこかの現実世界で実際に起きているような「現実感」が怖かった。この現実感は、『万引き家族』に似てるなぁ。

なんだか、貧しい者は、裕福な者にたっくさんのいろーーーーんな感情を抱くのに対して、裕福な者っていうのは貧しい者を本当に考えていない感じがする。その対比が激しい。水面下で巧妙に動いて、「命懸け」で必死に動いて考えて。だけど裕福な者っていうのは、全く見えていない。考えもしない。それが当たり前。たまに、臭くて、鼻をつまむ。
貧しい者が抱える、嫉妬や羨望は、積もり積もって、最後のお父さんのように殺人衝動に繋がってしまうこともあるくらいなんだと思った。

それでも、お父さんまではいかなくても、息子はなんか……今のままではよくない、っていって行動しようとしてたし、「裕福な者は貧しい者に少しは目を向ける必要がある、さもないと貧しい者が何かしらの爆発(パラサイトでは殺人)をしちゃう」というような、結果的に殺人に繋がってしまうっていう単純なメッセージだけではない気がする。若いものは未来を変える力がある、とも思うけど、それでも最後のシーンで、なんだかやるせない、変わらないどうしようも未来がそこにずっしりと横たわっていて、絶望感があった。

印象的だったセリフは、「お金はアイロン、心のシワを伸ばす。」っていうセリフ。

お金持ちになりたい。
ただ、その羨望や嫉妬を蓄積させて、裕福な人に寄生したくはないな…けど、、寄生する機会があれば、寄生せざるを得ないのかな(;;)
軽い気持ちで寄生したつもりが、後戻りできなくなるような事態になる、、そんなことは、裂けたいなぁ(;;)(;;)(;;)(;;)(;;)