日本のチャンバラを世界に誇れる日本のアクションに昇華した偉大なる作品の集大成。
次作をまだ観てないのでなんともいえないが、間違いなくシリーズのなかで最高のアクションと言っていいのでは。ラストのバトルシーン、奇をてらわず純粋なチャンバラを貫いた姿勢にこの作品への誇りのようなものを感じる。
アクションシーンだけ切り抜けば日本史に残るし、海外の人には新たな侍を魅せられる。
ただし!!
ドラマシーンがくどい。。!!
主人公剣心の人斬り抜刀斎時代から続く遺恨を清算する話ゆえなのはわかるが、過去の回想の長さよ。。くどすぎる演出と度重なる回想でまたかと思ってしまった。
ここら辺をもっとスッキリしながら、なおかつ薫がヒロインしすぎなければもっと好みだった笑
昔のジャンプ漫画にそこを注文するのは酷なのかもしれないが
ストーリーは好みとは少しずれたが、日本アクションの方向性はこれだ!と示してくれたシリーズの終わりをきちんと描いてくれて良かった!