オバマ元大統領が「2019年に観たお気に入り18本」に選んだ作品。
エイミー役のケイトリン・デヴァー良い！なんかこう、絶妙なダサさや陰キャ感のニュアンスを表現できる若手女優ってすごく魅力的だなぁー。リアルで憎めないキャラクターが好きだった。モリー役のビーニー・フェルドスタインはなんとジョナ・ヒルの妹らしい。笑
こう言うイケてない子が挽回を試みる、みたいな青春ムービーは最近だと「エイスグレード」を観たけど、この映画はまた違った今っぽさがある。正直、話の展開は一夜の出来事として凝縮されているからハイスピードで情報量が多くて、アメリカンな笑いが若干お腹いっぱい…。
ハッとしたのはぽっちゃり体型モリーに対して本人や同級生が見た目におけるネガティブ発言ゼロなところだったり、ゲイであるエイミーは自分のセクシャルマイノリティ云々ではなく、純粋に好きな子に対してどう接したらいいか…と悩んでいる設定。恥ずかしながらぽっちゃり体型にネガティブな感情を抱いたりジェンダーに対する悩みみたいなものを当たり前に予想していたので、私は固定概念にとらわれていたんだなーと。そういう意味ではメッセージ性がある良い映画だと感じた！
