Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
凄い！めちゃくちゃ「今」を感じる作品だった。
ガリ勉の親友同士の女の子二人が卒業パーティーではっちゃけるという使い古された題材なのに凄く新鮮だった。
エイミーはレズビアンなんだけど、多分作中には一度も「レズビアン」とは出てこない。当たり前に日常にいる、という感覚がとても良かった。モリーが自分を卑下した時にエイミーが「私の親友の悪口を言わないで」というのも良かったし、二人はいつもこれでもかという語彙を駆使して互いを褒め合うのもとても素敵だった〜〜〜。
あと、クラスメイトが皆ただの記号になっていなくて良かったんだよね。これも新しいし、オリヴィア・ワイルドの俳優ならではの目線というか「好きに演じて」と言っているようで良かった。最近ポリコレが良いも悪いも話題になるけど、無理矢理バランスを取るためにやっているのではなく、肌感覚として「色んな人間がいる」という事を表現している感じがして凄いなーと思った。
オリヴィア・ワイルド、監督としても注目していきたい。
