映画として傑作とは思わないけど、これをフィクションでやろうとしてくれた気概に敬意を。
あくまでもユーモアを忘れず、収穫されない怒りの葡萄の存在を知らしめる。
ある意味「力の抜けた」クライマックスシーンは、明確に図書館がどういう場所であるべきかを示す。
知と民主主義の砦に暴力は似合わない。
-以下本筋とは関係ない感想-
ジェフリー・ライトがいたせいでクリスチャン・スレーターがジミ・シンプソンにしか見えず、「オレンジ・イズ・ニューブラックのパイパーも出てるし、やっぱウエストワールドも全部観とかなあかんなー」と勝手によくわからない反省をしていた。よく見ると違うのになんでこんなに似てるんだ!?