2022年19本目。
めちゃくちゃ豪華な役者陣。
極力キャストリストを事前に見ないでおいたので次から次へと出てくる一流俳優陣に次は誰が出てくるの??とワクワクを隠せなかった。
だ け ど
ストーリーに魅力があったかと言われれば別。
言葉にしづらいが、映画を観る前と観た後に自分の気持ち、心情に何の変化もなかった。何も残らなかった。
勿論爆発多めのアクション大作を観たならこの感情はわかる。でもあの情報量の多さの割になんか薄いんだよなあ。という印象。
これはこの映画がダメとかウェス・アンダーソンが下手くそとかでは絶対無く単純に自分がこういう作品に向いてないだけ。
むしろ最初から話を理解することを放棄してこの映画の綺麗なセットデザインであったり、作画に注目すれば評価は変わったかもしれない。実際アニメーションに変わるところとか舞台のシーンとかは本当に見事だと思う。
でもそれって映画なのか?一部分をシャットアウトしないと良さが分からないのは現代アートを美術館に観に行くのと変わらない気がした。