「フレンチ・ディスパッチ」という架空の雑誌の最終刊に寄稿される、クセありすぎの記者たちによる4つの特集記事。それを、ウェス・アンダーソンのフィルターで映像化していくオムニバス形式の作品。
ウェス・アンダーソンだからカラフルで可愛い絵面を期待していったら案外モノクロのシーンも多くて、（そもそもウェス作品って話自体はだるいから）途中ややかったるい部分もあったけど、これだけの豪華キャストで好きなようにやったねぇ！と楽しい気分になる映画なことは間違いない。
冒頭、ウェイターが延々と階段を登っていくのを見せるのは「ぼくの伯父さん』のオマージュかな？とワクワクした！
編集長と記者たちのやりとりや、雑誌社の雰囲気も良かったし、途中のアニメがすごく好きだったな。
