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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のcandyのレビュー・感想・評価

4.1
1/28公開初日に行ったのですが、目の前のカップルの女の子が、上映開始後もしばらく彼氏にナゲットをあ〜んって食べさせてあげてて、そのシルエットが気になって集中できず😂
初めから情報量多かったので処理しきれなくて、リベンジ予定。

2/23再鑑賞
よき!!!
最初の1ページから最後の1ページまで、(きっと表紙も)無駄なく整然と、上質で洗練された独自の記事を提供してきたであろう「フレンチディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」の世界観を愛おしく感じる。
映画だけど、中身の濃い誌面を読んだような充実感。108分でフレンチディスパッチ誌のファンに。
ウェスのニューヨーカー愛が現れてるというけれど、ニューヨーカーのことはよく知らず、ニューヨーカーのことも色々知りたくなった。

細かいところまでほんとにぬかりない。
色、建物、衣装、小道具、名前、せりふ、などすべてひっくるめてひとつひとつの画面の美しさ、キャラクターのつくりかた、途中に入ってくるアニメーション、白黒とカラーの切り替わりなどなど、完璧。やばい。

架空の街の架空の出来事だけど、60年代、70年代の混沌、熱狂、フリーダムが、ウェスがつくる世界のリアルではこうなるっていう、妙な納得感。

私はといえば、こんどライダースジャケットにヘルメット、チェックのミニスカートのコーディネートしようかしら😋
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