ShinichiAndo

思い、思われ、ふり、ふられのShinichiAndoのレビュー・感想・評価

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“ほろ苦さ”を打ち消すような“甘酸っぱさ”が唐突に訪れる前半を経て、主人公たちの成長とともに、その2つの感情が折り重なるように紡がれていくところが、まさに青春映画の醍醐味だと思った。

他人を傷つけたくないという優しさは、自分が傷つきたくないという弱さに過ぎないのだ。劇中で引用されていた「アバウト・タイム」と同様に、雨のシーンがそれぞれに印象的。
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