再ひ素晴らしいスペクタクルありがとう!
サティアグラハに次いでMETライブ2度目のグラス作品です。
様式化化された演技、たぶん誰もわからない歌詞、見せ物的要素の多用などサティアグラハと同じタイプの演出でした。
洋式化はもっと徹底し、見せ物よりセットの重視など多少の違いはあるものの、グラスの世界を視覚的にも具体化した想像力は同様に素晴らしいものでした。
今回はカウンターテナーが主役で、これがまた素晴らしかった。大編成の歌と楽器が壮大なボリリズムの渦を作り出し、巻き込まれて急流に身体ごと流され続けました。
見終わってグッタリ。充実感と何度かの恍惚感が忘れられません。