このレビューはネタバレを含みます
序盤は韓国映画にも比肩するような本格サスペンスを思わせ、話も斬新で絵的にも見応えがあったのに、中盤以降で荒の多さが目立っていた
特に主人公が対峙した犯人から逃げる場面
いくら相手が全盲で女性だからといって、あそこまで余裕綽々で闊歩しながら近づくのは流石に不自然だし、急に現実的でない描写が増えてきて興醒めしてしまう
ラストの主人公の別宅に侵入するシーンもツッコミどころが多すぎる上に、主人公と高校生のどちらもほぼ無傷で生還するのも邦画特有のご都合展開に感じる
結果的に脚本はいいのに見せ方が下手な映画という印象になってしまった
吉岡里帆の演技も特にいいと思わなかったけど好評なんですね、意外
