ちか

見えない目撃者のちかのレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.5
最後まで見ていて飽きない作品でした。
犯人の浅香航大さんが、演技がとても上手で、表情が冷酷でとてもゾっとしました。

吉岡里帆も、目が見えないという役、難しいと思いましたが、その役をきちんとこなしていて、本当にすごかったし、高杉真宙のポジションも合ってて、キャストが良かったです。

内容としては、狂気殺人でしたが、
狂ってるだけではなく、儀式として少女たちの1部を削いでいくというのが痺れました。しかも、それは、20年前に同じ事件があり、実は浅香航大が目撃していて、それを崇拝して、自分もそれを行うために警察官になって、実行するまでに至ったという流れまで、きちんと出来上がっていて本当に面白かったです。若干グロテスクな部分があるけれど、それだから、よりこの作品は引き立ちました。とってもよかったです。
映像自体も少し色味を変えたりしているためか、ゾワッとする映像で、そこも良かったです。

見えない目撃者ということもあり、困難も多くある中、あらゆる手段を使って、犯人を探す、誘拐された子を救う勇敢な姿にはグッときました。最高です
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