風来のリヨナ

ファブリックの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

ファブリック(2018年製作の映画)
2.1
デスドレス。

別居中の旦那に見切りをつけて、新たな出会いを求めるおばさん。相手が見つかったので初デートということで高級ブティックに向かう。目に入った真っ赤なドレスが気になっていたところ「数字は現実の平均化に過ぎない」「プリズムを超越する」などのエキセントリック対応する店員に押し切られ購入。

早速これを着てデートに赴くも相手男性の不遜過ぎる態度で無事お通夜へ。まぁ失敗デートを終えて、このドレスを洗濯機に放り込むと洗濯機が暴れ散らかし死亡。何と言うか身体に変な発疹出るわ怪我するわ不幸が続く。購入先のブティックに返品を頼むも断られて…みたいな。

とにかく不明瞭でテンポもあまりよくない。これで内容的には前編と後編に分かれてるのでかなり冗長。謎が解ける訳でもない。特徴的なコメディ要素が合わなくて苦しい…独特過ぎる描写は印象に残るけど面白かったとはあんまり思えなかった。異常に疲れた…

個人的に気に入ったのは、マネキンをめっちゃえっちにケアする店員たちと、それを覗きながら射精するお爺さんと、ファックされながらも無関心に世間話してる彼女のえっちさです。
風来のリヨナ

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