Mariko

ブラック・ウィドウのMarikoのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.0
何ヶ月ぶり?かの映画館。
ブロックバスター向けいつもの劇場at都心では公開がないので、週末にIMAXプチ遠征で。
MCUまったく知らないで観ても十分満足できるアクション映画であると同時に、ナターシャをずっと観てきている人には特別な作品。




なるべく情報は遮断したい、と当初の公開時から心がけてきたので、ロス長官が出てきた辺りの展開で初めてこれがシビルウォー後の話なんだと知った私。
そして最後にクインジェット(!)が出てくることで、これでスティーブも拾って(笑)スコットランドに向かうのか!とわかった時にクインジェットが浮上したらもう泣けて泣けて。

まあ、アベンジャーズの中にいるとそこまでには見えないナターシャの「人並み」はずれた知力身体能力の限りを惜しみなく見せてくれただけで大満足だし、その彼女の「もうひとつの」familyを見られてよかったし、いろいろ小ネタも満載だった。007はさんでくるあたりは流石だなあ、と。

個人的に検証したいのは『アメリカン・パイ』。私が、作中のナターシャ(ナターシャの子供時代の子、雰囲気バッチリ過ぎ!)くらいの頃に読んだ萩尾望都の同名の漫画、に実際にそういう歌があることを後に知り、さらに後にその歌を聴いて、もう音楽性云々以前にものすごく思い入れがあるので
この、バディ・ホリーが乗っていた飛行機の墜落事故のことをうたったという曲を何故ここに入れたのか、をね。歌詞はメタファーの雨霰だっていう記憶があるので。


[ポストクレジット]

エレーナが墓前にいるのを見た時に、彼女の自己犠牲を止めたナターシャが
結局自分は自己犠牲をはらったことに思い至り、もうなんていうか、うああああ…

クリントとのやりとりで何度か言及されたブダペスト
"This is a long way from Budapest"(どっちが言ったんだっけ?)は何だったか、が今回出てくるのかと思ったら出てこなかった。これが持ち越されるっていうこと?!
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