ぎー

ブラック・ウィドウのぎーのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.5
【MCU特集23作品目】
「教えて、どうしてあなたは強くいられるの?」
・本当にエンドゲームが終わってもMCUの完成度は凄いまんま。
・MCUの中でも1番くらいに暗いストーリーで、戦闘もキリキリするようなものが多くって万人受けしないかもしれないけど、物語が進むにつれてどんどんのめり込んでいった。
・活躍するのは女性ばかりで、悪役やメソメソしてるのが男性っていう、今っぽい配役の映画。
・MCUはスーパーヒーローの紹介映画から始まって、活躍して、アベンジャーズに繋がるのに、ナターシャは既にエンドゲームで命を落としていて、彼女の墓の前で物語が終わるのは、あまりにも辛かった。
・これまでのMCUシリーズの中で、ナターシャが敵からかつてスパイだった事をなじられるシーンが度々出てきたけど、偽装一家でオハイオでスパイ活動してたのか。
・脱出の時の父アレクセイは強かった。スーパーソルジャーだったらしく、納得した。
・ナターシャを追ってるロス長官って、何の長官かと思ったら国務長官なのか。長官自ら追ってて大変だな。
・セーフハウスで潜伏し始めた直後のタスクマスターの襲撃はビビった。全体的に結構怖いシーンが多い映画だったな。ナターシャがスーパーヒーローとはいえ人間ってのもあって。
・ブダペストで妹のエレーナと合流するけど、あんなに銃とナイフを向け合わなくても。
・これまでのMCUはアウディが目立ってたイメージだけど、今作はBMWが大活躍。
・ブダペストでのカーチェスは迫力満点で良かった。ドアぶった斬って追手倒すのとか強い。
・父アレクセイの脱獄作戦はパワープレーだった。
・母メリーナの基を訪れた後、組織に包囲されて一家全員捕まった時は、見てる俺らもメリーナが裏切ったのかと思った。
・フェロモンロックを断ち切るために自ら頭を強打するナターシャの心は本当に強い。

⭐︎1番印象に残ってるシーンは、終盤、敵のボスドレイコフを打ち取ったエレーナを助けるために、自らを顧みずに空にナターシャが身を投げ出す場面。血は繋がっていなくっても、そこには愛情しかなくって、誰がどう見ても家族だった。
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