弥生座

名もなき生涯の弥生座のレビュー・感想・評価

名もなき生涯(2019年製作の映画)
3.5
舞台は第二次大戦中のドイツに併合されたオーストリア、山の自然、反ナチス、キリスト教、3時間近い尺、とくれば「サウンド・オブ・ミュージック」だが、テイストは全く逆。

神との対話。
神という鏡に写った自己や愛する者への問いかけ(独白)。
主人公も妻も母も。

タイトルの通りで、
"名もなき"殉教者といったところか。

疲れている時に観たら頭がついていかない、それ以前に寝てしまう。
正直、長い!

必ず何かが残る映画だし、観ながら自分ならどうするかを常に問い続けてしまう。
また登場人物のどこかに、自分が存在する。

そういえば、
「私は貝になりたい」という映画があったなあ。
(全然違うか ^_^)
弥生座

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