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ハイティーン・ブギのtoshiのレビュー・感想・評価

ハイティーン・ブギ(1982年製作の映画)
2.0
確か中二の頃映画館で鑑賞。原作の単行本でヤクザになった重が死ぬところのタイミングで映画化された記憶があります。そこまでの単行本(11巻?)は新聞配達で稼いだバイト代で購入しました。映画では重が死ぬ?というシーンが描かれていますが、何故?がつくか・・・。今も変わらずアイドルであるジャニーズタレント起用の作品だからかもしれません。死ぬシーンがボヤけています。この作品当時の全盛期ジャニーズはたのきん。重の役は田原俊彦でした。小、中、高生が夢中になるアイドルですから原作通りのヤクザが銃で撃たれて死ぬなんて映画で表現できません。ではなぜ死ぬのか、というより死んだのでは?と思わせる画は原作とは全く異なります。でも中二の自分にはそれが原作よりかっこよくみえました。リアルタイムな中二病です。だから今この年齢になりそのシーンを振り返るとその表現はなんだかな?と思ってしまいます。確か本編の最期はインド映画の様に歌って踊って終わりだったはずです。翔(近藤真彦)、桃子(武田久美子)は到底原作のキャラからはほど遠く、サミーという黒人に至っては役を無理やり野村義男にしたチープ感もあり。色んな意味で原作を知っていれば楽しめる作品かもしれません。
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