けんくり

レ・ミゼラブルのけんくりのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
4.0
一方の立場から怒りを描くことは簡単。
ただ双方の立場から描かれる方が、
正直胸糞悪く、後味が悪い。

大人が示した解決策もわかるし、
納得できない少年たちの怒りはもっともだし、
警官にも正義がある。

何に怒っていいんだかわからなくなるし、
解決の方向性がまるでわからない・・。
この映画での真の悪役は
「社会」ってことになるのだろうか。