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マティアス&マキシムのちょこのレビュー・感想・評価

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
4.0
今年11本目。ドラン監督初鑑賞

ちょうど窮鼠~がやってた時に予告が流れていて、気になっていた作品。タイミングが合ったので思い出したように配信で見ました。

光や音、カメラワークが印象的

普段フランスものあまり見ないから、言葉のテンポの速さにびっくりしたり。
みんな好戦的というか、基本親しい者同士でも卑下したりとかが、普通なのかな?有識者の方がいれば聞きたいところ

キスシーンが扇情的でとても良かった。
正直マティアスには共感出来なくてついていけない部分や苛つく言動もあったけれど(笑)、それが人間らしくて良い。色んな人がいる、を描いていた

マキシムの抱えてるものが、瞳に宿っていた。
視線が美しかった。痣だって、いつか愛せるようになる

終わりは色々な解釈があるんだろうなあ
マティアスとマキシムの涙の意味も、お互いが涙を流していたことも、パーティの夜のことも、ふたりがちゃんと話して、分かり合えると良い。
うーん…あの絵が未来で叶うといいな、と願わざるを得ないです。
いつから好きだった…とか 邪推ですね
これからのふたりが幸せに生きていくことを願って、あの偶然に感謝するのみです

個人的にはここで!?と思ったけど、この監督さんに慣れているとまた違うのかしら。笑
興味深い!気になるものがあれば他の作品も見てみたい。
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