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マティアス&マキシムのboaaaaatのレビュー・感想・評価

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
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主人公2人の切実ぶり。
主人公2人の切実さはもうずっと良いんだけど、あとはマットと婚約者とのシーンと、マックスと母親とのシーンも同じくらいしんどくて良かった。

とはいえわりとぬけぬけとした笑えるところもあって、特にリベットの妹の堂々としたふてぶてしさと、マカフィーの登場シーン。マカフィー役の人どういう気持ちであのシーン撮ったんだ?どっちも主人公たちが翻弄される未知なる新世代感。
あとはリベットとか幼なじみたちのノリとマティアスの親族たちの半端ない騒々しさ。
ケンカのあとに戻ってきたやつをリベットとフランクたちが軽口で迎え入れる感じとかさ。なんか尻叩かれるリベット笑

恋愛と友情の間の切実と、家族間で発生するあつれきに対して、婚約者や友人や家族の発する優しさとアンファンテリブルたちのかき混ぜで、見ててかわいそう一方に偏りすぎないところが好きだった。基本的には主人公たちの大きな主観の話なんだけどそこにある種客観的な視点もあるって感じ。
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