本能と理性、緊張と緩和、
性と生、シリアスとユーモア、
友情と恋、
繊細な感情の転がし方が面白くて、
恋の交奏曲みたいな映画だった。
あちこちにコントラストな演出があって、
見てる方の気が急ってしまう
皮肉と哀(愛)たっぷり。
コロッケにも負けない程の表情の
表現も素晴らしくて飽きなかった。
個人的にオカンの演技好きやったなぁ。
風船が膨らんでいって、
あぁーーー爆発する〜！
みたいな感覚になったし、
もぅ！ってなる。
色んな意味でもぅ！ってなった。
感情の魔術師。
ほんとに感情って、一度芽生えると
消そうと思えば思うほど
アザのように残るよね。
グザヴィエドランの頭の中って、
ルービックキューブを高速回転で
廻してるみたいに動いてるんやろうな。
自己表現の天才や。。
ちゃんと観ようして
他の作品を殆ど観れず終いだから、
やっぱりちゃんと観ようと思う。
