一秒たりとも目が離せないウェス劇場
は健在で、
こだわりのショットも健在で、
その中でめくるめく劇っぷりはたまらなかった。
個人的には速さと展開が落語感。
キャラ設定が全員キュート。
実は背景はシリアスだったり、
時代的にも笑えないところもある中で、
話し全体が喜劇ベースだから
ウェスカラーも相まって、
やっぱり完璧なアートワークセンスと
チャーミングさな世界観。
なのにちょっと哀愁感もあったりの絶妙さ。
思いもよらないところをついてくる天才。
めっちゃ凝ってるのに、
5歳の姪っ子が作るお話しを聞いてるようでもあった。
だいぶ頭を使って観たけども、
ひとつの展覧会を見終わった様な
不思議な爽快感があった。
結構音楽も耳に残っている。
キャストがすごい豪華絢爛で、
次の作品とかどうなっていくんだろう、
なんて思ってしまった。