クリムゾンキング

ザ・コンヴェントのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コンヴェント(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

魔女狩りの犠牲になった女性が修道院のマザーに助けられて贖罪のために修道院に行くがそこは異端審問官よりもよっぽどおっかない存在の巣窟だった!

蛍光色ゾンビが出てくる同題名の作品と違い、17世紀を舞台に、終始薄暗い修道院の中を、前半はじわじわ、後半は打って変わってゲテモノ大会になるという一粒で2度美味しい作り。

個人的にこの暗さとマザーの厳格な規律が前半の居心地の悪さを倍増させていてよかったし、後半のゾンビもどきが大量の出てくる展開も、適度なゴア描写と血の量で満足の出来。

呪いの正体が「アタシらの信仰心最強だからきっと悪霊呼び出しても撃退できるっしょ!」という非常に軽いノリのものだったので、sこはどうなん?という感じではあるが全体的な展開や雰囲気、ゴア描写共々十分満足できる面白い作品だった。