よくぞこの内容を2時間半強で描いて最後まで惹きつけたなと、まずその凄さに驚いた。
これ「ジャスティス・リーグ」じゃんって思ったら「マン・オブ・スティール」の方から影響を受けているらしい。そっちか！「ジャスティス・リーグ」よりも主要キャラが多くて時の経過も莫大でストーリーが壮大なのに1時間以上も短い時間で処理して全部ちゃんと見せきってるところがマジ凄い。心理やストーリーを見せることに絞ったからでもあるだろうけど。
10人もいるメンバーの個性や思想、苦悩など必要十分な要素がバッチリ脳に入ってきた。全員主演が成立している凄さたるや。カップリングで楽しませることも忘れず、主人公と仲間のバランスもちょうど良く、ファミリー映画としても見事。エターナルズの存在理由や強さの必要性、MCU世界との接続（なぜ今まで、なぜここから）も完璧に説明されている。それゆえにか盛り込み過ぎな面もあり、ここぞというシーンの抑揚がなく全体的に平坦な印象は多少ある。それでもこの長さで飽きさせず惹きつけたことは凄い。
噂通り「幽遊白書」出てきた。巨神兵というかエヴァ旧劇ラストのような印象もあった。ディヴィアンツがH☓Hのモントゥトゥユピーみたいに感じたのはゲスりすぎかな笑
