ヤンデル

プライベート・ライアンのヤンデルのレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
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・スピルバーグは14歳で初めて撮った映画は戦争映画であった。幼い時から戦争のジオラマを好んで製作していた。

・好戦と反戦(戦争には反対だが、兵器や戦車などは好き)という作家性という意味では、宮崎駿も同じ。

・ノルマンディー上陸作戦で、一人生き残った兄弟を帰還させるという実話を元にした物語になっている(子供が全員死ぬと親がつらいため)。

・SE(音響効果)が全て実機(銃、飛行機など)で新録されており、それ以降の戦争映画で使われるストックになっている。

・CGがほとんど使われておらず、現場で撮影している。足を失ったケガ人として身体欠損の障害者なども出演させている。

・戦時での表情を引き出すため、役者たちは過酷なブートキャンプに参加させられた。

・3時間程の映画だが、脚本は内容が少なく、スピルバーグが現場で追加したエピソードが多い。

・戦車が来る前にマット・デイモンが話す話もアドリブで語っているもの。

・脚本には「ショーションクの空に」監督のフランク・ダラボンも参加している。

・トム・ハンクスの手が震えているのはPTSDになっているため。

・少しわかりづらいが、途中で解放したドイツ兵の捕虜(蒸気船ウィリーというあだ名をつけられる)が、終盤の戦車のシーンで参戦し、ミラーを撃っていたので、アパムがそれを殺すというストーリーになっている。
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