東朴幕院

プライベート・ライアンの東朴幕院のレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.1
成る程、銀残しの現像処理による黒の潰れ具合、色彩のくすみ具合が非常に戦争映画にマッチしている。
ノルマンディでの冒頭20分のシーンは流石と思わせる臨場感。銃声音から陸上する部隊を容赦なく待ち受ける機関銃。悲惨。
スピルバーグは本作でブレークスルーを見事に乗り越え一級の監督に登りつめたと言えるね。
感動というよりひたすら戦争の悲惨さ無意味さを淡々と描写。ミッションとは言え1人の兵士を迎えに最前線に出向いてそれ以上の犠牲を出す事の意味、命の重さの違いがあるのか?とテーマを映し出して行く。
個人的にエンディングの余韻がちと長いかと思った。でも、間違いなく戦争映画こ傑作、
東朴幕院

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