地球外生命体

鉄道運転士の花束の地球外生命体のレビュー・感想・評価

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)
3.1
定年間近の鉄道運転士が同じ仕事に就いた息子を一人前の運転士に仕立て上げる姿を、ブラックユーモアを交えて描いたセルビア映画。

監督、脚本はカンヌ映画祭短編部門で審査員賞受賞経験もあるミロシュ・ラドビッチ。

定年間近の鉄道運転士イリヤは現役時代に電車の事故で28人を殺してしまったという不名誉な記録の持ち主。イリヤが養子として迎えた息子シーマは、義父の仕事を継ぐ準備をしていた。イリヤは折に触れシーマに「事故は避けて通れないものだ」と話すが、運転士の業務についたシーマは夜も眠れないほど不安にかられてしまう。仕事をはじめて3週間、シーマは無事故を続けていたが、ついにその緊張感に耐えられなくなる。そんな息子を助けるため、イリヤは自殺志願者を探し、ビルなどから飛び降りるかわりに電車に轢かれてほしいと無茶な交渉を進めるが……。

★2016年マンハイム=ハイデルベルク国際映画祭
観客賞
エキュメニカル審査員賞
Recommendations of Cinema Owners
★2016年モスクワ国際映画祭
観客賞
★2016年サラエボ映画祭
ヤング観客賞
★2016年ブリュッセル・ヨーロッパ映画祭
グランプリ
★2016年アルパ国際映画祭
作品賞
脚本賞
★2016年パリチ映画祭
特別賞
★2017年ポートランド国際映画祭
Best of Global Panorama Sidebar
★2017年ジャイプール映画祭
監督賞
★2017年ベオグラード国際映画祭
審査員賞
男優賞(ラザル・リストフスキー)
★2017年プラハ・インディペンデント映画祭
グランプリ
男優賞(ラザル・リストフスキー)
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