渡辺いっけいさんがとても良い。
話に深みを与える役というか、単なる事実の羅列ではなく「物語」として作品があるために、重要な役割を担っていると思う。
とても観やすいし、起承転結があるので飽きずに観られる。
東出さんが演じた役に、もう一面あるともっと良いと思う。ものづくりへの情熱や子供のような好奇心なのか、そういった面が多かったけど喜怒哀楽でみると少し物足りないと思った。世の中への諦めなのか、自分への責任放棄なのか、そういったきれいだけではない感情が見たかった。
ストーリーがすばらしく良いだけに、何かが足りないというか、渡辺いっけいさんの存在が色んなものを補完する役割を担っているように見えた。
