こういうタイプの邦画にありがちな展開は多めながら、そういう作品にありがちなやめて欲しい展開は少なく好感。平成と恋愛の組み合わせ。時事問題をサラッと多く取り入れている。深くは触れない。主人公とヒロインを悪者にしない配慮。海外バージョンの歌は予想外。カツ丼シーンが良い。上手いなと思ったのは榮倉奈々さんと二階堂ふみさん。成田凌さんの歌唱シーンは振り切れてる感じが怖かった。漣の親は何をしているのだろう。できればエンドロールは中島みゆきさんの歌声を聞きたかった。「人は出会うべきときに出会うべき人に出会うのだと思います」。
